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「カラスの行水」という言葉を聞いたことがあると思う。「入浴時間が短いこと」である。本当にカラスは水浴び時間が短いのだろうか? そんなことを考えようともしないのが普通である。
しかし、実際にカラスの水浴びを見ると、とても丁寧に行っているのが分かる。1回の時間は思ったほど短くはなく、何度も何度も水浴びを繰り返す。水浴びが終わって羽繕いをしていたかと思えば、また再び水浴びを始める。
この水浴びの方法も、種によって様々だ。カラスのように水に浮くことができない「山野の鳥」と、カモメのように水に浮くことができる「水鳥」では違いがある。機会があったら、じっくりと違いを見て頂きたいと思う。
水浴びのほかにも、「浴びる」行為がある。通常、鳥は水浴びだけすることが多いのだが、「スズメ」は「水浴び」と「砂浴び」をする。この両方ができる鳥は、スズメだけだと言われている。乾燥した土がポッコリと窪んでいるのを見たことはないだろうか?
では、カラスは水浴びしかしないのか?いやいや、決してそんなことはない。カラスは、水浴びのほかに「煙浴び」「蟻浴び」をやってのけるのだ!!「煙浴び」とは言葉のままで、「煙を浴びる」ことである。銭湯の煙突に止まり煙を浴びる。人間も神社などで似たようなことをしていないだろうか?
「蟻浴び」も言葉の通り。蟻の巣をつつき、蟻を巣の外へと追い出し、その上へ翼を広げつつ体に蟻を這わせるのである。「蟻浴び」には「蟻が出す『蟻酸』によって寄生虫を追い払う」効果があると言われているのだが、真相は定かではない。この蟻浴び、じっくりと見ていると浴びながら美味しそうに採食もしている。これは一石二鳥ではないか!!
生きとし生ける者、すべて何らかの形で身の清潔を保とうとする。特に野生動物は体が不潔になると、寄生虫などに攻撃される危険がある。そうなると命を落としかねない。だからこそ、常に体を清潔に保とうとする。そう考えると人間の方が、はるかに不潔なのかもしれない。
"「カラスの行水」なんて言わないで-JanJanニュース (via kml) (via subdub) (via ak47)
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